のらネコキャリコンのお役立ちコラム&ニャース

ワイが中学生だった頃、ニュースで証券会社の映像が流れとったんや。
そもそもその時は証券会社っちゅうのが何をするところか知らんかったんやけど、画面では黒縁メガネのカッパ頭の中年男性が、丸テーブルに座ってモニター見ている若手社員に対して、

「そうだ、ここでバーンんと売る!」と背中を叩いて指示を出しとった。
そしてその若手社員が恐らく売りの処理を実行すると「よーし、それでいいんだ!」とメガネカッパは満面の笑み。( ´・ω・)
その時思ったんが、「そうか、仕事っちゅうのは、やることを誰かが指示してくれるから、その通りにやればいいんや」って安心したのを覚えとる。
なんでか言うたら、学生って勉強やらしとればいいやん?せやけど働くって何よ?何をすればいいん?って仕事に対してめっちゃ恐怖心があったんよ。せやから「仕事→指示」っちゅう構図に安心したんやな。
あ、あと、ワイが幼稚園くらいの頃かな、家にガスの配管をする人が工事に来とって、親方と弟子みたいな感じで仕事しとった。弟子の方は10代やったやろうか。親方が弟子に指示をしとってん。
「そうやない!ここにシートを広げるんや!」とシートを敷く向きや場所を指示しとった。そん時も、あぁ、仕事っちゅうのはこんな簡単な事まで指示してもらえんのや。それなら安心やなって。
ワイは自分で仕事をするっちゅう自主性やら全くあらへんかったから、「仕事」が未知の世界やった子供の時はこんなふうに「仕事」を理解しとった。
まぁ、幼いころから働いたり、あるいは起業したりする人にとってはワイは全く主体性の無いやつに見えるやろうけどな。
せやけど、実際、ワイと同じような人って多いんちゃう?と思うとるんや。そしてそれは就活を目の前にした就活生であってもや。
「将来の夢は?」とか「なりたい職業は?」とか「目標は?」って聞かれても「別に…」って本音で思っとる人って多いんちゃう?
でな、ワイも実際に若年世代の人たちと面談するにつれてその思いは強まってんねん。
一般に「目標」としては、「プロサッカー選手になりたい」「世界的な研究者になりたい」「起業家になりたい」と「看護師になりたい」「プログラマーになりたい」とかあると思うねん。
せやけど、単に「聞かれたから」「言わなけばならないから」て思て、特に意識したこともないのに「〇〇をやりたい」とか「〇〇業界で活躍したい」と言っとる人もすごく多いんや。
本音ベースでは、自分の苦痛になることでなければ「なんでもいいよ」って思っている人はかなり多い感じやな。
ま、実際は何かになろうとして何かになった人よりも「長くその場に身を置いていたら何かになった」っちゅう人が圧倒的に多いんよ。
決まった目標や方向性が無い人にとっては、自分の人生にとってどんな職種や職業が少しでも「楽しめるのか」とか「興味を持てるのか」ちゅう部分を意識したらいいんちゃう?
世の中の仕事には多くの人が知らないもんが結構あって、特に就職前の学生にとっては「世の中にはこんな仕事もあるのか」ちゅうのもたくさんあるやろ。そして、それらはみんな社会を支えている仕事なんや。
無理やり夢や目標を見つける必要は全くあらへん。
せやけど、世の中の様々な仕組みや仕事をいろいろ調べたりすると面白い発見があると思うで。そこでの発見が自分の人生の転換点になる場合もあるで!。



