のらネコキャリコンのお役立ちコラム&ニャース

新社会人だけやのうて、社会に出て10年以上経っても知らん人多いんやで。
ワイもそうやった。社会人でもちゃんとは知らん「健康保険制度」。
「保険証」って子供のころから使ことるから馴染はあるよな。ま、普通のイメージは「病院や歯医者さんで3割負担にしてもらうために出す」程度やろ、実際。
たまに軽い病気や怪我するくらいで基本的に健康に過ごしとったらそんなもんや。せやけど意外に「保証」は充実しとるんやで。
日本は皆保険制度やから、学生や扶養されている人やと、家族の誰かの健康保険の被扶養者として健康保険に入っとるやろ。
社会人であれば自分が「会社・団体もしくは企業グループの健康保険組合」「業界団体の健康保険組合」「全国健康保険協会」のいずれか、もしくは「国民健康保険」の健康保険に加入しとるはずや。
健康保険制度の「保証内容」はだいたいどこの健康保険でも同じで以下のようなもんやな。
- 「医療費を支払うときに利用者は3割負担になる」
- 「医療費が高額になりそうなときに自己負担限度額※を超えないようにできる。」
- 「医療費が高額になったときに自己負担限度額※を超える分が還付される。」
- 「病気やけがで会社を休んだ時に傷病手当金が支給される。」
- 「子供が生まれるときに出産一時金が支給される。」
- 「出産で会社を休んだときに出産手当金が支給される。」
- 「本人や家族がなくなった時に埋葬料(葬儀費用)が支給される。」
あとは各組合などによっては別の制度があったりする場合もある。
ちなみに※限度額っちゅううのは一か月間にかかった医療費のうち、これ以上は自己負担しなくて(支払わなくて)いいですよ」ちゅう額のことや。
月収(給与明細上の金額とは異なる)によって5段階に分かれとるんやけど、月収27万未満やったら限度額は57,600円、月収が50万程度以下やったら限度額は80,100円プラスアルファっていう感じやねん。
ちなみに、これは健康保険が適用される一般的な医療費の費用についての限度額やから、健康保険が適用されへんもの、例えば差額ベッド代や食費なんかは含まれんからな。
まぁ、実際に入院すると差額ベッド代なんてのは、例えば1日5,000円やと1ヶ月で15万円程になったりとか結構大きいからな。高額療養費制度の限度額以上のもんは払わんでええ、ってことにはならんから注意が必要やで。
あぁ、ただし、一般的には10万円を超える医療費がかかったら、個人でも「必要経費」として収入から控除(差し引き)できて、確定申告すると所得税やら住民税が少なくなることもあるからそのあたりも知っとくと得するで。
それから、出産一時金や出産前後の期間の休職時の手当金は多くの方がもらっとるから知っとる人も多いかも知れんな。せやけど、病気やけがで休んだ時に休業補償みたいな感じでの給付制度があるんは知らん人も結構おるで。
病気や怪我で休んで給与が支払われんかったときに、最大で1年6か月、おおむねそれまでにもらっていた給与の三分の二ほどが申請して認められたら支給されるんや。
連続して4日以上休んだら4日目の分からもらえるんやで。長期に休まなあかん病気したり怪我したりして、その間の分の給与が出えへんかったら申請したらええねんで。
ちなみに仕事中や通勤中の業務上の怪我や病気に対する補償は、会社が加入している「労働災害保険(労災保険)」から支払われるから手続きがまた違うねんけど、労災の場合は会社や団体の総務的な部署に問い合わせるんやで。
ともかく、みんなの入っとる公的な健康保険っちゅうのは病院の窓口での3割負担の為に出すっちゅう以外にも保証があるから、詳しくは自分の加入しとる健康保険組合のサイトを参照してみてや。
参考に全国健康保険協会(協会けんぽ)」のサイトのリンクを貼っておくで。
せやから、民間の生命保険会社や損害保険会社の医療保険や療養保険、入院保険、所得補償保険なんかは、公的な健康保険の内容を踏まえた上で、支払う金額と保障内容なんかをじっくり検討してから入るようにするんやで。
公的健康保険制度の内容を知って賢く利用するんやで!



