のらネコキャリコンのお役立ちコラム&ニャース

「自己分析やるんやで」って就活の本やらサイトやらに書いてあるやん?
また、キャリアセンターや就職課、進路指導なんかでも、まず自己分析をやろうって言われることも多いと思う。
「自己分析」≒「性格診断」みたいなイメージを持っとる人も多いんやないやろか。
多くの人は「自分とは何?」って思っとって、そしてそれを「知りたい!」思う人はかなり多いよな。「自分のタイプを知る心理テスト」とかみんな好きやろ?
性格っちゅうのは、他人については「この人はこんな人やな。」ってわかる気がすんのに、自分自身はなかなかわかりづらいし、「自分の知らない自分」の存在も気になるわな。
就活でなぜ「自分を知る」必要があるかというと、職業理論的に「自分の性質」と「職業の性質」を合わせる、マッチングをするためなんや。
自分が適性のある仕事と仕事が求める人物像が一致すれば、最も力が発揮できるっちゅう理屈やな。
まぁ、理想的にそうかも知れへんけど、そもそもその適性を本当に正しく測れんのかちゅうことがあるやろし、幸福感やら経済的成功は別もんやから、仮に理屈が正しかったとしてもこれが最善の方法とは思えへんねん。
ただな、自分を振り返って自分を認識するっちゅうのはある程度は必要やし、そういった「マッチング理論」を背景にした「採用側のニーズ」が採用の背景にある以上は、それを満たすためにも自己分析も必要になってくんのやで。
もっとも、専門職や研究職、なりたい職業がある人以外は、就活に際して「自分はどんな職業についた方がいいのか」は気になるところやね。
「より多くの収入を得る仕事をしたい」「よりストレスのない仕事をしたい」「より自分が生かせる仕事がしたい」なんかの基準があると「自分は何をすると一番パフォーマンスが高いのか」を知りたいっちゅうのもあるやろな。
ノーベル賞を受賞するような研究者でも対人関係が苦手やったら、その人が営業職についたら「ダメ営業人生」を送るかも知れへん。
あるいは、世界的なダンスパフォーマーで数字が苦手な人やったら、その人が就職して経理部門に配属されたら「ダメ経理人生」を送るようになるやろうな。
自己分析をして自分にとって最も高い適性のある仕事に就きたいっちゅうのは、他の誰かと競争するとかせんとか以前に、「自分の中で一番になりたい」っちゅう思いやと言ってもええやろう。
一般的には自分を知るには、まず、過去から現在にいたるまでに自分が得意やったこと、夢中になれたこと、逆に苦手やったこと、嫌やったことなんかを丁寧に拾い上げていくことからやな。
その上で向いている事や希望することがはっきりしたらそれを目標にしてもええし、特に特定の事が明確になんかったら、とりあえず方向性だけ決めればええやろう。
仕事は偶然に左右されることも多いし、案外人は割と何にでも対応できるもんやから、自分の就きたい職業は明確でもええし、明確でなくてもええんや。
そしてこういった「自分向け」の自己分析がでけたら「就職先向け」の自己分析が必要になる。就職先向けっちゅうのは一言で言えば「物語」や。相手に伝わりやすい形にすることや。
「自分はこんな人物で、こんな経験をしてきて、今、この仕事に就きたいと思っていて、将来はこんなふうになりたいです」みたいな『自己成長物語』や。
教科書で歴史を勉強してもなかなか頭に入ってこんでも、小説でストーリーになっとったらわかりやすいのと一緒や。
具体的な書き方はネットや本やキャリアセンターの資料にもたくさんあるから、いろいろな例を見て自分の場合に当てはめて試しみてや。
「相手に伝えるための自己成長物語である」という認識で書くんやで!



